滋賀大学教育学部 美術教育講座 新関伸也研究室

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科研・美術鑑賞

科研B:美術鑑賞学習のルーブリック評価と授業モデルの普及に関する実践的研究(研究代表者)2017~2019年度

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17H02698/
代表者 新関伸也 滋賀大学教育学部,教授/分担者:松岡 宏明 大阪総合保育大学, 保育児童学部, 教授
大橋 功 岡山大学, 教育学研究科, 教授/萱 のり子 東京学芸大学, 教育学部, 教授
藤田 雅也 静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 准教授 /佐藤 賢司 大阪教育大学, 教育学部, 教授
村田 透 滋賀大学, 教育学部, 准教授/大嶋 彰 立教大学, 文学部, 特任教授

【美術鑑賞学習の指導及び評価に関する研究】
 本研究は,日本美術教育学会研究チーム(代表者:新関伸也)が科研費を獲得し,①ルーブリック評価を活用した美術鑑賞学習の授業モデルを開発し,②国内や国外(米国・中国・台湾・韓国)の研究協力者と共に実践分析的な研究を実施している。今後,これらの成果を③公開研究会や Web サイトで広く周知するとともに,④『ルーブリック評価による美術鑑賞学習のすすめ(仮)』を出版して,評価を軸にした美術鑑賞の普及拡大を目的としている。
【ルーブリックによる題材開発】
  • 鑑賞学習ルーブリック&ガイドページ1鑑賞学習ルーブリック&ガイドページ1
  • 鑑賞学習ルーブリック&ガイドページ2鑑賞学習ルーブリック&ガイドページ2
 図画工作科や美術科において,ルーブリックを中心に据えた鑑賞領域の題材開発によって,授業の目標や評価が明確になるだけでなく,対象学年に適した作品や指導の流れが明確になる。また,指導者の題材開発や省察だけでなく,学習者の学習目標や評価としても活用できる。
【鑑賞ルーブリックの具体的な活用の手順】
① 授業をするクラスの分析をし(診断的評価),課題や学ばせたいことを明らかにする。
② 「鑑賞学習コモンルーブリック」を見て,どの観点やレベルを想定するか,おおまかに考える。
③ 作品の選定する(題材観を明らかする)。
④ その題材を使って,どの観点を選び,どのレベルを到達目標にするのかを決定する。
⑤ 設定した観点の設定レベルに至るため,授業方法について発想を巡らし,具体的な展開を構想する。(授業実践)
⑥ 授業後の省察を行う中で,成果を確認するとともに,改善点を明らかにし,次の指導の構想(観点,レベル,題材,方法)を練る。以上の①~⑥を繰り返す。
【留意点】
 全ての観点を1時間の授業の中で扱うものではなく,本時ではどの観点を扱い,どのレベルを想定するかを授業者が自覚するためのものである。診断的評価,形成的評価,総括的評価を繰り返す中で,どの観点もバランスよく扱い,どのレベルもバランスよく想定するための指針である。 レベル1 からレベル4 は,必ずしも年齢に即応しているものではなく,学年や発達に応じて各レベルのパフォーマンスが見られるという考え方である。例えば,観点によっては,幼児が幼児の発達段階の中でレベル4 に至る場合もあり,また高校生がレベル1 の状況を示す場合もある。
『学校における美術鑑賞のかたちと実践』

学校における美術鑑賞のかたちと実践-『日本・西洋美術101鑑賞ガイドブック』を活用した鑑賞授業題材集-,滋賀大学教育学部 新関伸也研究室,2012年03月,新関伸也編著

A Report of the Current Situation of Art Appreciation Education in Schools in Japan and A Study of the Effect of Utilizing the Art Appreciation Rubric

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